指輪のサイズ直しはしない方がいい?後悔しないためのポイントを解説!
指輪を購入する際、「サイズ直しはいつでもできます」とスタッフに言われたことがある人は多いでしょう。それは間違いではなく、実際には多くのブランドがサイズ直しを受け付けています。
しかし、指輪のサイズ直しを安易にすることはおすすめできません。いつでも直せるからとサイズ測定をおろそかにしてしまうと、後悔する可能性が非常に高いのです。
今回は、指輪のサイズ直しをおすすめしない理由や、後悔しないための選び方をご紹介します。
これから指輪を購入しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
指輪のサイズ直しはおすすめできない!後悔する3つの理由を解説
指輪のサイズ直しができるブランドは非常に多くあり、指輪を永く身につけるためにはありがたいサービスの1つです。なかには永久無料でお直しができる場合もあるため、指輪のサイズ測定を簡単に済ませてしまう人もいるでしょう。
しかし、前述したようにすでに完成している指輪に手を加えることはおすすめできません。ここでは、指輪のサイズ直しで後悔する3つの理由を解説します。
指のサイズは変わりやすい
実は、指の太さは体重のちょっとした増減で変わりやすくなっています。年齢を重ねたりライフスタイルが変化したりするうちに、自分の指に合わなくなる人ももちろんいますが、少し生活習慣を見直せばもとの太さに戻ることが多いのです。
とくに女性であれば、一時的なホルモンバランスの変化にともなうむくみやダイエット、妊娠などによって簡単に太くなったり細くなったりします。そのため安易にサイズ直しをしてしまうと、体重が戻ったときに再度お直しをしなければなりません。
大切な指輪を何度も預け、しかも傷つけてしまうことから後悔する可能性が高いでしょう。
指輪のサイズ直しは何回もできるわけではない
指輪のサイズ直しは可能ですが、何回もできるものと考えるべきではありません。なぜなら、サイズ直しを何度もしてしまうと、指輪の強度のバランスが悪くなってしまうからです。
その結果、金属疲労が起き、サイズ直しをした部分がもろくなって破損してしまうかもしれません。また、職人の技量によってはお直しによるつなぎ目が見えてしまいます。
そういったブランドで何度もサイズ直しをしてしまうと、大切な指輪がいびつになってしまい大きな後悔につながる可能性があるのです。
サイズ直しできない指輪もある
そもそも、どんな指輪でもサイズ直しができるわけではありません。ハワイアンリングやミル打ち、宝石を全周にあしらった指輪はサイズ直しができないことが多いでしょう。
また、耐熱性に問題のある素材や金属の粘性によっては不可能な場合もあります。彫刻がある指輪の場合、余白によってはサイズを小さくできない可能性があるでしょう。
大きくした場合もバランスが悪くなるなど、指輪のデザインを損なってしまうかもしれません。また、ハイブランドによくみられるデザイン優先の指輪は、サイズ直しを想定していないものも多いのです。
指輪のサイズ直しはどうやってるの?後悔しないために知っておこう
ここで、指輪のサイズ直しの工程を知っておきましょう。サイズ直しをどのように行うか知識を深めておけば、おすすめできない理由が理解できるでしょう。また、指輪のサイズ選びで後悔することも少なくなるはずです。
まずは、リングを糸のこぎりなどでカットしたあと、持ち主の希望したサイズに合わせます。
小さくする場合は余分な地金を切り、大きくする場合は地金を継ぎ足すのですが、少しだけ変更したい場合はカットしないこともあるでしょう。カットしたつなぎ目に、似た色の地金を溶かして流して溶接し、加工した部分を擦り合わせてつなぎ目を目立たなくさせます。
最後に、リング全体を叩いて形状を調整して完了です。
これらはすべて手作業で行います。大切な指輪なので細心の注意を払ってサイズ直しをしていきますが、色やリング形状が必ずしも元通りになるとは限りません。
だからこそ、購入時はジャストサイズを選び、安易なサイズ直しをしないようにしましょう。
サイズ直しで後悔しない!指輪選びの対策4選
指輪のサイズ直しは、デザインによってできないものもありますが、そのどれもが完全に不可能なわけではありません。
しかし、大切な指輪を永く身につけられるように極力手を加えない方がよいでしょう。そのためには、サイズ直しをしなくて済むよう、指輪選びの段階でしっかりと対策しておく必要があるのです。
ここでは、少し意識するだけでできる4つの対策を解説します。
サイズ測定が甘いショップで購入しない
あとから直せばいいからと、指のサイズ測定が甘いショップがあります。サイズ直しができることは指輪の購入に際して嬉しいポイントにはなりますが、逆を言えば最初からジャストサイズの指輪を作る技術がないのかもしれません。
既製品と違って、顧客ひとりひとりのジャストサイズを作るには高いスキルが必要です。そのスキルがないショップでは、「あとから直せる」といって購入のハードルを下げる傾向にあります。
高いスキルを持った熟練の職人がいるショップで購入すれば、サイズ直しの必要がないピッタリの指輪を作ってもらえることを知っておきましょう。そうすれば、指輪のサイズで後悔することも少なくなるはずです。
必ずリングゲージで指のサイズを測る
だいたい合っているから、と感覚だけで購入してしまうと、サイズ直しが必要になってしまい後悔する可能性があるでしょう。
また、昔ながらの糸を使用した方法も控えてください。なぜなら、指輪のサイズはたった1mmの誤差でも着け心地が大きく変わってしまうからです。
もしもパートナーにサプライズで指輪を渡したいと考えていたとしても、必ずリングゲージやリング棒などの指輪のサイズを測るためのアイテムを使用することをおすすめします。
デザインによってサイズが変わることを知っておく
実は、指輪はデザインによってサイズが異なります。
例えば、リングゲージよりも幅の太い指輪の場合、指と接する面が多くなるため実際に身につけた際はきつく、逆に幅の細い指輪だとゆるく感じてしまうかもしれません。
同様に、平打ちや甲丸、指輪のライン形状でもサイズの考え方が違います。指輪の購入に慣れていない人にとっては、これらの判断は難しいでしょう。
そのため、リングゲージでサイズを測った後はショップのスタッフやジュエリーコーディネーターと相談しながら指輪を選ぶことをおすすめします。
手作りなら本当に納得できるサイズが作れる
指輪のサイズで後悔したくない人のなかには、手作りを選択する人も多くなっています。その理由は、手作りならサイズだけでなく、デザインや模様も自由だからです。
既製品ではピッタリのサイズがない人や、こだわりや想いを込めた指輪をジャストサイズでほしい人にとくにおすすめできます。
また、実際に装着しながら違和感のあるポイントを自分で微調整できるので、購入後にサイズ直しが必要になる可能性が低いのも人気の理由です。
工房によってはデザインから制作までの、すべての工程で高いスキルを持った職人がサポートしてくれます。うまくできるか不安な人やジュエリー制作が初めての人でも、安心してチャレンジできるでしょう。
icci代官山ならサイズ直しで後悔しない指輪が作れます!
指輪のサイズ直しができるブランドは少なくありません。しかし、大切な指輪の耐久度やデザインのバランスなどを考えると極力お直しは控える方が賢明でしょう。
icci代官山では、手作り指輪をメインとした工房です。サイズ選びでいつも迷ってしまうというお客様から、大変高い評価をいただいています。
オーダーメイドの指輪も制作しておりますが、その場合でも細かいサイズ指定が可能です。もしもサイズ直しが必要になった場合でも、しっかりとフォローいたします。
相談や見学のみも受け付けておりますので、店舗TEL(050 -3628 -0111)または HP・LINEにてお気軽にご連絡ください。
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