結婚指輪はペアで買うべき?選び方や相場・人気ブランドを紹介【2025年】
一生に一度の大切な結婚指輪選びにおいて、「定番デザインにしておけば間違いない」「みんなが選ぶブランドにしよう」そんな声を周囲から聞いたことはありませんか?
確かに、多くの人に選ばれている定番デザインには人気の理由があります。しかし、一生身につける大切な指輪だからこそ、自分たちらしさを大切にした選択をしてみませんか。
近年、結婚指輪選びに対する価値観は大きく変化しています。従来の「形式的な結婚の証」から、「二人の個性を表現するジュエリー」としての役割が重視されるようになってきました。
デザインや素材、つける位置まで、二人の想いを反映させた自由な選択が可能な時代になっています。
本記事では、おふたりらしい結婚指輪の選び方から、従来の価値観にとらわれない新しい視点まで、詳しく紹介していきます。
ペアではない結婚指輪を購入した夫婦の割合は?
結婚指輪の選び方は、時代とともに多様化しています。
マイナビウェディングの調査によると、結婚指輪を購入したカップルのうち、ペアではない結婚指輪を選んだ割合は約27%となっており、ペアにこだわらない傾向が強まっていることも示されています。これは、個人のライフスタイルや職業を重視した選択が増えていることを示唆しています。
とはいえ同調査からも分かる通り、結婚指輪購入者の約73%が従来通りのペアリングを選択しており、依然として多くのカップルがペアデザインを好む傾向にあることも明らかになっています。
これらの数字が示すように、ペアではない結婚指輪の選択は、まだマイノリティではありますが、確実に選択肢の一つとして認知されつつあります。
重要なのは「ペア」かどうかにとらわれずに、お二人の価値観やライフスタイルに合った選択をすることです。
ペアではない結婚指輪を選ぶメリット
結婚指輪は、必ずしもペアである必要はありません。それぞれの好みやライフスタイルに合わせた選択をすることで、より実用的で満足度の高い結婚指輪選びが可能となります。
まず、デザインの自由度が広がります。職種や生活スタイルが異なる場合、それぞれに適した素材やデザインを選ぶことができます。例えば、手作業の多い職業の方は丈夫な素材を、デスクワークが中心の方は装飾的なデザインを、というように個別の選択が可能です。
予算配分の面でも柔軟な対応ができます。ペアにこだわらないことで、それぞれの指輪に必要な予算を適切に配分することができます。日常使用の頻度や重要度に応じて、個別に予算設定することが可能となります。
ペアではない結婚指輪を選ぶデメリット
ペアではない結婚指輪を選ぶ際には、考慮すべき点もあります。
まず、結婚指輪本来の意味である「お互いの絆を象徴するアイテム」としての一体感が薄れる可能性があります。デザインの統一感がないことで、周囲から見たときの印象が異なることもあります。
また、将来的な重ね付けや、記念日でのグレードアップを考える際に、デザインの一貫性を保つことが難しくなる場合があります。それぞれが異なるブランドや素材を選んだ場合、アフターケアの面でも個別の対応が必要となります。
ペアではない結婚指輪の選び方のコツは?
ペアではない結婚指輪を選ぶ際は、お二人それぞれの個性を活かしながらも、ある程度の調和を保つことが重要です。
まず、素材選びの段階で、それぞれの生活スタイルに合った選択をします。例えば、プラチナやゴールドといった素材は異なっていても、同じ品質基準のものを選ぶことで、品格の統一感を保つことができます。
デザイン面では、完全に異なるものを選ぶのではなく、一つの要素だけを共通させる方法があります。例えば仕上げの質感を揃える、同じブランドの異なるデザインを選ぶ、といった選択が可能です。
ペアではない結婚指輪の値段相場は?
ペアではない結婚指輪の場合、それぞれの指輪に対して個別の予算設定ができるのが良いところです。
プラチナの場合、一本あたり15万円から35万円程度が一般的な価格帯となっています。
K18ゴールドでは、一本あたり12万円から30万円程度となります。素材やデザイン、ブランドによって、この価格帯は変わってきます。
シンプルなデザインを基本とし、片方により装飾的な要素を加える場合、装飾を施す指輪により多めの予算を配分することで、トータルの予算内でバランスの取れた選択が可能です。
なお、これらの価格帯は一般的な相場であり、実際の購入時には、素材の純度、加工の複雑さ、そして、選ぶブランドによって大きく変わることは、注意しておきましょう。
ペアではない結婚指輪の人気ブランド10選【男女別】
ペアにとらわれないのであれば男女それぞれで、好きなブランドを選ぶことも可能です。ここでは、男女それぞれで人気の結婚指輪ブランドを紹介していきます。
男性におすすめ結婚指輪ブランド
Cartier(カルティエ)
1847年の創業以来、メンズジュエリーの分野でも確かな実績を持つメゾンです。クラシックラインでは、マットな質感のプラチナバンドを展開。シンプルながら品格のある仕上がりが特徴です。
BVLGARI(ブルガリ)
特にメンズコレクションで独自の個性を放つブランド。1884年のローマ創業以来、男性向けジュエリーにも力を入れています。
Tiffany & Co.(ティファニー)
1837年創業の歴史あるブランドとして、メンズラインでも確かな品質とデザイン性を提供しています。特にプラチナコレクションでは、現代的な解釈を加えたクラシックデザインが特徴です。
Chrome Hearts(クロムハーツ)
シルバーアクセサリーを中心に、独自の世界観を持つブランド。メンズラインでは、力強い存在感のあるデザインを展開しています。
GEORG JENSEN(ジョージジェンセン)
北欧デザインの洗練された美学を体現するブランド。メンズコレクションでは、モダンでミニマルなデザインが特徴です。
女性におすすめ結婚指輪ブランド
TASAKI(タサキ)
日本発のジュエリーブランドとして、特に女性向けの繊細なデザインに定評があります。パールとの組み合わせなど、独創的なデザインを展開しています。
NIWAKA(俄)
京都の伝統的な美意識を現代的に解釈したデザインで、特に女性向けコレクションに強みを持っています。
4℃(ヨンドシー)
確かな品質管理体制のもと、特に女性向けの多彩なデザインラインを展開しています。日本のジュエリーブランドとして、きめ細かなサービスも特徴です。
AHKAH(アーカー)
繊細で華奢なデザインが特徴のブランド。特に女性向けコレクションでは、細身のデザインと品質の高さで支持を得ています。
STAR JEWELRY(スタージュエリー)
1946年創業の日本のジュエリーブランド。女性向けコレクションでは、シンプルながら品質の高さで定評があります。
結婚指輪はペアリングでもいい?それぞれの違い
「ペアリング」と「結婚指輪」。似ているようで異なるこの二つのリングの違いを知ることは、自分たちらしい指輪選びの第一歩となります。
結婚指輪は、永遠の愛の証として交換される特別なリング。そのため、素材には変色や傷に強いプラチナや、上質なゴールドが選ばれることが多く、シンプルながらも確かな品質が求められます。
また、毎日の着用を前提としているため、実用性も重視されます。
一方、ペアリングは交際中のカップルが想いを込めて着けるリング。デザイン性が重視され、比較的自由な素材選択が可能です。
シルバー925などの手頃な素材で、個性的なデザインを楽しむカップルも多くいます。
しかし、近年ではこの境界線も曖昧になりつつあります。
結婚指輪として高品質なペアリングを選んだり、普段使いのセカンドリングとしてカジュアルなペアリングを持つカップルも増えています。
大切なのは、形式にとらわれず、おふたりの生活スタイルや価値観に合った選択をすること。それこそが、自分たちらしい指輪選びの本質といえるでしょう。
結婚指輪とペアリングの違いを知った上で、あえて従来の概念を超えた選択をすることも、個性的な指輪選びの一つの方法です。
例えば、カジュアルなデザインの結婚指輪や、ハイジュエリーのようなペアリングなど、二人の想いに合わせた自由な発想が可能です。
「ふたりらしい」を叶えるために、手作り結婚指輪もオススメ
お二人の想いをカタチにする選択肢として、今、夫婦(カップル)ふたりで結婚指輪を作り上げる「手作り結婚指輪」が注目されています。
東京・代官山に佇む隠れ家的なアトリエ「icci 代官山」では、熟練の職人の丁寧な指導のもと、おふたりの手で世界にひとつだけの結婚指輪を制作することができます。
制作は金属の選択から始まります。プラチナ、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、シルバー925など、様々な素材から選択可能です。
リングの幅は2mmから5mmまで、1mm単位でお好みの太さに調整できます。基本的な制作時間は約2時間で、デザインや加工方法によって所要時間は変動します。
表面の仕上げ方法も、お二人の好みに合わせて選ぶことができます。素材本来の輝きを引き出す鏡面仕上げ、落ち着いた印象のつや消し加工、職人の手作業による味わい深いハンマー仕上げ、そして星空のような繊細な輝きを放つスターダスト仕上げ。
それぞれの仕上げが、異なる表情の指輪を生み出します。
さらに、ダイヤモンドや誕生石の追加も可能です。
石の留め方は用途に応じて選択でき、普段使いに適した留め方から、より装飾的な留め方まで対応可能です。
内側への刻印では、日付やイニシャルはもちろん、お二人だけの特別なメッセージを刻むこともできます。
制作は1棟貸切の落ち着いたプライベート空間で行われ、プライベートな時間を楽しみながらゆっくりと作業を進めることができます。
経験豊富な職人が、お二人のペースに合わせて丁寧にサポートしますので、初めての方でも安心です。
アフターケアも充実しており、作成後2年間は1回のサイズ直しが無料。
その後も、保証書があれば有償でサイズ直しに対応可能です。定期的なクリーニングや点検も承っており、長く愛用いただけるサポート体制を整えています。
また、制作過程は写真撮影が可能で、指輪が完成するまでの工程を思い出として残すことができます。指輪作りの体験とともに、お二人の大切な思い出として記録に残すことができます。
まとめ
結婚指輪は、お二人の新しい人生の始まりを象徴する大切なジュエリーです。
既製品から選ぶ方法、手作りで制作する方法、それぞれに魅力があります。
大切なのは、おふたりの価値観やライフスタイルに合った選択をすること。
手作り指輪という選択は、制作過程そのものが特別な思い出となり、完成した指輪にもお二人だけの物語が刻まれます。
形式や慣習にとらわれず、本当に自分たちらしい結婚指輪を見つけることが、より深い満足感につながるのではないでしょうか。
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