指輪のベストな作り方を紹介!ハンドメイドで理想のシルバーリングを作ろう
指輪を手作りしようと思ったら、その作り方が気になりますよね。
指輪の作り方には2種類あります。この記事ではそれぞれの作り方の工程やメリット・デメリット、手作り指輪におすすめのデザインなどを解説します。
手作り指輪を検討しているカップルの方はぜひ参考にしてください。
指輪の作り方は「鍛造製法」がおすすめ
指輪の作り方には大きく分けて「鍛造(たんぞう)製法」と「鋳造(ちゅうぞう)製法」の2つがあります。見た目はほぼ同じでも、作り方の違いにより性質は異なります。
鍛造製法とは、例えるなら日本刀の刀鍛冶のイメージ。金属の塊を加熱しながら叩いたり、伸ばしたりして成型する作り方です。伝統的な金属加工の製法で、その始まりは紀元前4,000年にまで遡ると推定されています。
一方鋳造製法とは、現在流通している多くの指輪に採用されている作り方です。例えるならチョコレートを溶かして、型に流し込んで作るイメージ。
樹脂(ワックス)を削って指輪の型を作り、高熱で溶かした金属を流し込んで固めて造形します。金属自体を加工するよりも作業しやすく、そのためコストを抑えた大量生産が可能です。
指輪に求めるものや予算に応じて適切な作り方は異なるでしょう。しかし、婚約指輪・結婚指輪といった大切な記念日に向けて指輪を作るなら断然鍛造製法がおすすめです。理由は次章で解説します。
鍛造製法で指輪を作るメリット3つ
手作り指輪に鍛造製法がおすすめな理由についてまとめました。大切な指輪を長く使うためには、鍛造製法が最適です。
耐久性のある指輪が作れる
鍛造製法で作られた指輪の最大のメリットは、「強くて丈夫」ということです。叩くことで金属に圧力が加わるため、金属密度が高く硬い指輪に仕上がります。鍛造製法で製作された指輪の強度は、鋳造製法のそれと比較して約3~5倍、傷のつきづらさは約2倍と言われています。
(参考:Tanzo.「鍛造指輪の魅力とは」)
研磨するほど輝きが増す
鍛造製法で作られた指輪の方が表面硬度が高く、ヤスリや工具で磨くほど輝きが増すという特性があります。表面硬度とは、傷のつきづらさのことです。買った時はピカピカでも、日常的に着用している間にこまかな傷がつくと光沢が失われます。鍛造製法で作られた指輪であれば、傷がつきづらいため、輝きを保持しやすいというメリットがあります。
滑らかなつけ心地になる
鍛造製法は内側から伸ばして作っていく作り方のため、指輪の内側が滑らかになります。自然と丸みを帯びた仕上がりとなり、指通りが良く指にフィットしやすい点がメリットです。一般的には、指輪の内側の部分を丸く削って指に当たる面を少なくした「内甲丸仕上げ」がつけ心地が良いとされています。
鍛造製法で指輪を作るデメリット3つ
鍛造製法で指輪を作る際はデメリットもあります。指輪に何を求めるかチェックしましょう。
繊細かつ複雑なデザインは難しい
鍛造製法は金属に直接加工を施す作り方のため、曲線や複雑なデザインを作るのが難しく、シンプルなデザインになりがちです。基本的には真っ直ぐなシルエットの指輪に限定されます。刻印を入れたり宝石を留めたりすることで、オリジナル感のある指輪に仕上げられます。
鋳造製法のものよりも高価
職人が一つひとつ手作りする鍛造製法の指輪は、大量生産が可能な鋳造製法のそれより高価です。ただし、鋳造製法で作られた指輪のなかには粗悪品が紛れていることも。せっかく作った指輪を長く着用したいと思ったら、鍛造製法の作り方がおすすめです。
伝統製法の場合は日数がかかる
職人がハンマーを使って一つひとつ手作りする伝統的な鍛造製法の場合、製作期間は少なくとも3ヶ月以上とされています。ただし、ハンマー機やプレス機などの機械を使えば期間を短縮できます。現在の鍛造製法の多くは、後者の「プレス製法」で作られているようです。
鍛造よりも簡単!強度の高い手作り指輪の作り方
職人によりプレス機で圧縮された金属をカットしたり、溶接したりすることで初心者でも簡単に強度の高い指輪を手作りできます。
本来の鍛造製法の一部を自身で行える「手作り指輪体験」のメニューがあるショップを探してみましょう。不器用な人でも職人が丁寧にサポートしてくれるため安心です。
手作りで結婚指輪を作るメリット3つ
シルバー素材のファッションリングもショップによっては手作りできますが、一般的には結婚指輪の手作りメニューを提供している所が多いようです。結婚指輪を手作りするメリットについてまとめました。
製作を通して特別な体験ができる
本格的な工房で指輪を製作する体験は、多くの人にとって一生に一度あるかないか。人生の一大イベントをきっかけに、指輪製作という貴重な経験ができます。ショップによっては貸し切りの空間で職人を一人占めしながら製作でき、楽しみつつ贅沢な時間を過ごせます。
世界に1つだけの結婚指輪に仕上がる
自身が製作した指輪はまさに唯一無二の存在です。世界に1つだけの結婚指輪は、挙式や結婚生活を盛り立ててくれるでしょう。普段アクセサリーをつけない男性でも、思い入れのある指輪なら抵抗なく身に着けやすいというメリットもあります。
絆が深まる・工程を一緒に楽しめる
指輪製作は、プロセスそのものや終わってからも楽しむことができます。作っている最中は「緊張する」「思ったより簡単」など言葉を交わしながら作れますし、製作過程を動画や写真に残しておけば、いつでも振り返って楽しめます。
手作り指輪におすすめの素材・デザイン3つ
指輪を手作りする時のおすすめ素材・デザインについてまとめました。作りたい指輪をイメージする時の参考にしてください。
プラチナorゴールド素材
婚約指輪・結婚指輪の定番素材といえばプラチナとゴールドの2つです。どちらも変色しにくい特性を持ち、長く身に着けたい指輪におすすめです。
プラチナ素材は冠婚葬祭など場所を選ばず着用しやすいというメリットがあり、またその白い色合いがダイヤと好相性。白地のプラチナにダイヤモンドを乗せるとダイヤモンドの輝きが一層引き立ち美しく見えます。
ゴールド素材は黄味の強い日本人の肌に良く馴染みます。プラチナよりも値段が控えめな点も人気の理由の1つです。ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど種類が豊富なため、選ぶ楽しみもあります。
誕生石(天然石)を留める
誕生石とは、1月から12月までそれぞれの月にちなんだ宝石のことです。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があると言われています。
自分の誕生石を留めるのも良いですが、お互いの誕生石を交換して留めるのも人気です。お互いの誕生石を留めることで、よりつながりを感じやすくなるでしょう。
誕生石は指輪の内側に留めることが多く、「シークレットストーン」と呼ばれます。職場に派手な指輪を着けていけない場合や、普段アクセサリーを身に着ける機会のない男性でも、内石なら抵抗なく取り入れられるでしょう。
ダイヤモンドを留める
婚約指輪・結婚指輪の定番といえばダイヤモンドです。ダイヤモンドは最も硬い宝石であることから、「固い絆」の象徴とされています。
近年は結婚指輪にもダイヤモンド付きを希望する女性が多いです。鍛造製法で作られた指輪は曲がりにくいため、ダイヤモンドを留めている爪がずれにくく、石落ちの心配が少ないというメリットがあります。
手作り結婚指輪の作り方はicci代官山まで
icci代官山は手作りの指輪体験メニューを多数提供している指輪工房です。
婚約指輪・結婚指輪以外にシルバーリングやハワイアンリングの製作も可能。カップルからご夫婦、またはお1人でも気軽に来店できます。
職人による手厚いサポートのもと、1時間から3時間程度で製作。指輪によっては当日持ち帰れるものもあります。
ご予約やお問合せは店舗TEL(050 -3628 -0111)または HP・LINEにてお気軽にご連絡ください。
関連記事
-
2024.11.15
ペアリング東横線沿線おすすめデートスポット6選!オシャレな電車デートを楽しもう
-
2024.11.15
ペアリング【2024年】ペアで使えるクリスマスプレゼントおすすめ10選【20代後半〜30代向け】
-
2024.10.29
ペアリング男性の指輪サイズの平均はどれくらい?正確な測り方とおすすめデザイン
-
2024.10.29
ペアリング人目を気にしないで楽しめる渋谷のデートスポット8選!大人のカップルにおすすめの隠れ家を紹介
-
2024.10.29
ペアリング【2024年】東京の冬におすすめのデートスポット10選!寒さを忘れる素敵な思い出作りを
-
2024.10.18
ペアリングクリスマスプレゼントに指輪はあり?選び方・おすすめブランドを徹底解説
人気記事ランキングトップ6
-
2024.08.08
ペアリング東京でカップルがペアリングを手作りできるおすすめ店舗12選
-
2024.02.24
ペアリング東京で誕生日デートにおすすめのスポット19選!いつもとは違う特別なプランを紹介【渋谷・代官山】
-
2023.01.11
ペアリングペアリングは付き合って何ヶ月で買うもの?何歳までつけるかも解説
-
2023.10.28
ペアリング指輪の刻印例13選!お守り・おしゃれな言葉などおすすめを紹介
-
2023.04.22
ペアリング代官山で絶対行くべきスポットはここ!またいきたくなるスポット10選
-
2024.02.25
ペアリング東京でいつもと違う体験デート18選!デートがマンネリ気味のカップルにおすすめ