キラキラと輝くイメージが強いリングですが、身につける人の好みや仕事柄によっては避けたい場合もあるでしょう。そこでおすすめしたいのが表面の輝きを抑える「マット加工」です。

マット加工のリングは近年人気が高まっており、結婚指輪としても選ばれることが多くなっています。

そこで今回は、男性にも女性にもおすすめのマット加工の種類や魅力、メリット・デメリットをまとめました。この記事を読めば、マット加工の人気の理由がわかるはずですのでぜひ参考にしてください。

リングのマット加工とは？種類とそれぞれの魅力

マット加工とは「つや消し」と呼ばれるリングの表面加工のひとつです。つや消しはいくつかの種類に分けられており、マット加工はもちろん、「ヘアライン加工」や「スターダスト加工」なども高い支持を得ています。

ここでは、つや消し加工の代表である4種類の特徴と魅力を見てみましょう。

マット加工

多くのブランドでつや消しと呼ばれているのが、このマット加工です。表面に微細な凹凸を刻みこむことで、光の反射を抑えるよう加工されています。

見た目も手触りもサラッとしており、落ち着いた印象が年齢を問わず人気です。仕事柄、目立つデザインのリングをつけにくい人におすすめできます。

ヘアライン加工

ヘアライン加工は、髪の毛のような細い線をリング表面に刻むことで光沢を抑えます。マット加工よりも白っぽく、柔らかい上品な仕上がりになるのが特徴の男性にも人気のあるデザインです。

線の細さを変えたり、入れる方向を斜めにしたりすることもできるので、さりげなく自分らしさを表現できるでしょう。

スターダスト加工

スターダスト加工とは、細かく砕いたダイヤモンドでリング表面を研磨する加工です。まるで細かい星をちりばめたかのような見た目が特徴で、つや消しと呼ばれてはいるものの輝きがあり表面はザラザラした触感をしています。

マット加工やヘアライン加工では落ち着きすぎていると感じる人におすすめのデザインです。

アイスマット加工

アイスマット加工は、リングの表面を目の粗いスポンジでくるくると擦って加工します。氷の結晶や和紙のような模様が特徴で、力加減や擦り方によってまったく違うイメージにすることが可能です。

落ち着いて涼しげな見た目になるため、スッキリした印象のリングを求める人や幾何学模様を好む人はきっと気に入るでしょう。

マット加工したリングのメリットは？

いくつかの種類があるマット加工は、どれも上品で落ち着いた印象に仕上がるので男女問わず人気があります。質感や凹凸の粗さなど自分好みにカスタマイズできるので、どのような手にもピッタリのリングに仕上げられるでしょう。

そんなマット加工のリングには、それぞれ共通のメリットが3つありますのでご紹介します。

小さな傷が目立ちにくい

マット加工のリングは、表面を削っているためつやのある仕上げのものに比べると傷が目立ちにくくなっています。

結婚指輪やペアリングなどの毎日身につけるものの場合、ふとした瞬間にぶつけたり落としたりして傷ができてしまいがちです。

マット加工がしてあれば、普通の表面仕上げのリングなら目立ってしまう傷でも気になりにくいため、手をよく使う職業の人でも比較的安心して身につけられます。

落ち着いた印象になる

光沢が抑えられていることから金属の色味を抑えて重厚感を持たせたり、落ち着いた印象を強く持たせたりできます。

そのため、輝きのあるリングが苦手な人や仕事中でも身につけていたい人におすすめです。また、肌なじみもよいためリングを着けなれていない男性でも着けやすいでしょう。

彫刻の立体感が美しく表現できる

アンティーク風でモダンな印象にできたりファッション性をより高められたりするので、彫刻との相性は抜群です。

表面の輝きが抑えられている分、通常のリングよりも彫刻部分の輝きが目立ちやすく、立体感が出て華やかな印象になります。ワンランク上のおしゃれなリングを楽しみたい人にピッタリです。

リングにマット加工をした際のデメリットは？

落ち着いた印象で傷が目立ちにくいメリットがあるマット加工は、男性や年配の人、手をよく使う職業の人にもおすすめのデザインです。

しかし、一見して魅力やメリットの多い加工ではありますが、デメリットももちろんあります。以下に詳しくまとめましたので、順に見てみましょう。

摩擦によって徐々にマットではなくなってしまう

マット加工がされたリングは、摩耗によって少しずつ光沢がでてきてしまいます。そのため、通常のリングと同じように自分で磨くことができず、メンテナンスのために店舗に足を運んだり一定期間預けたりなどの手間がかかってしまうのです。

表面に凹凸があり凹んでいる部分がマット加工になっているものを選ぶと、摩擦による負担がかかりにくく長持ちする傾向にあるので意識してみるとよいでしょう。

重ね付けが難しい

マット加工のリングは、光の反射を抑えた淡い輝きが魅力です。そのため、普段から愛用しているつやのあるリングとの重ね付けはバランスがとりにくく難しいと感じるかもしれません。

現在持っているリングとの重ね付けを楽しみたいのであれば、つや加工と組み合わさっているものや印象的な彫刻のあるものがおすすめです。マット加工のリングの存在感をアップさせることで、バランスがとりやすくなるでしょう。

年齢を重ねた肌には物足りない可能性がある

手肌につやのある年齢層の人であれば、マット加工のリングは落ち着いた印象を与えてくれます。しかし、逆に年齢を重ねて手そのものに落ち着きが出てきた場合は物足りないと感じることもあるでしょう。

長年身につけることを想定しているのであれば、全面にマット加工をするよりも彫刻や部分的な鏡面加工で輝きを持たせることをおすすめします。

マット加工のおすすめデザインを紹介

マット加工を施したリングにはデメリットがあるとはいえ、それを払しょくするほどの魅力があることは事実です。取り扱いがあるブランドも非常に多いため、落ち着いた見た目に心を惹かれ購入をしたいと思う人もいるでしょう。

そこで、実際に購入するにあたってどのようなデザインがよいのか、おすすめの加工を3つご紹介します。一味違ったマット加工リングで、素敵な手元を演出してみてください。

鏡面仕上げのアクセントにマット加工

鏡面仕上げを施したリングに部分的にマット加工を加えたデザインは、異なる仕上げの組み合わせがシンプルながらもクールな印象にしてくれます。

リングの中心線に溝を施し、凹凸で加工方法を分けるのもよいでしょう。華美なデザインが苦手な男性から圧倒的人気があります。

マット加工と特徴的な彫刻

全体的にマット加工を施したリングに彫刻を入れると、彫刻部分との陰影をはっきり出すことが可能です。

ハワイアンリングのような少し派手な彫りなら、カジュアルながらも上質な印象にすることができるでしょう。幅の太いリングであれば、こだわりのデザインを施せるのでおすすめです。

ハンマー加工にマットをプラス

リングをハンマーで叩いて模様付けをする「ハンマー加工」も、マット加工と相性のいいデザインです。

ハンマー加工は、手作り感がありシックなイメージのリングができあがります。そこにマット加工をプラスすることで、アンティーク風のおしゃれなリングに仕上がること間違いありません。

icci代官山ならこだわりのマット加工も永久無料メンテナンス！

マット加工の指輪はさまざまな種類があり、ライフスタイルや自分のこだわりを考えながら納得のいくリングを選ぶとよいでしょう。

また、自分でメンテナンスすることが難しいため、しっかりとアフターフォローをしてもらえるお店で購入するのがおすすめです。

icci代官山では、お客様の制作したリングに熟練の職人がマット加工をいたします。アフターフォローやクリーニングも受け付けており、どちらも永久無料です。

icci代官山のアフターサービスについてのよくあるご質問は、こちらにまとめております。メンテナンスや再加工も丁寧に行いますので、大切なリングを安心して預けていただけるでしょう。

マット加工のリングが気になっている人は、ぜひ一度icci代官山の店舗TEL（050 -3628 -0111）または HP・LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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