結婚指輪を作る際はデザインや幅、カラーなどを自由に選ぶだけことができます。

結婚指輪を購入しようとしている人の中には、指輪の内側に宝石などを入れてアクセントを加えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、結婚指輪の内側に入れられる石の種類や宝石を入れるメリット・デメリット、石をあしらった結婚指輪を手に入れる方法について解説します。

結婚指輪の内側に留める石にはどんな種類がある？

結婚指輪の内側には、誕生石やダイヤモンド、カラーダイヤモンドなどの宝石を入れることができます。まずは、それぞれの特徴や種類について解説します。

誕生石

誕生石とは、1月〜12月の各月にちなんだ宝石です。日本では、1958年に全国宝石卸商協同組合が誕生石を制定しており、誕生石によってカラーや特徴、込められている意味などが異なります。

全国宝石卸商協同組合の資料によると、誕生石には以下のような種類があります。

カラーダイヤモンド

結婚指輪の内側には、希少性の高いカラーダイヤモンドを入れることもできます。

カラーダイヤモンドとは、化学的不純物が混ざったり原子構造がゆがんだりすることでできる、様々な色の輝きを放つダイヤモンドのことです。自然に色がついたカラーダイヤ以外にも、人工的に着色されているものもあります。

カラーダイヤモンドの色の種類としては以下などがあります。

• ブルー
• レッド
• イエロー
• ピンク
• グリーン
• ブラック
• パープル
• オレンジ

内側に留めるのに適さない石もある

結婚指輪の内側には様々な宝石を入れることができますが、以下のような石は内側に入れるのに適していない可能性があるので注意しましょう。

• サンゴ
• ヒスイ
• パール（真珠）
• ラピスラズリ
• オパール
• ターコイズ（トルコ⽯）

このような宝石は、皮脂や汗などの汚れに弱かったり、硬度が低く洗浄・クリーニングができなかったりする場合があるので、内側に入れるのは避けたほうがよいでしょう。

硬度が高く内側の石に適している宝石としては、ダイヤモンドやサファイア、ルビーなどがあります。

結婚指輪の内側に石を入れるメリット

では、結婚指輪の内側に石を入れることでどのようなメリットがあるのでしょうか。そのメリットを2つ紹介します。

より特別感のある結婚指輪になる

内側に宝石などを入れることで、より特別感のある結婚指輪になります。

指輪の内側に入れられる誕生石やカラーダイヤモンドには、「愛情」「永遠の絆」「誠実」などの様々な意味が込められています。特定の意味を持った宝石を入れることで、2人の願いや誓い、メッセージなどを込められるので、特別感のある結婚指輪になるのです。

また、入籍した月や記念日のある月などにちなんだ宝石を入れることで、より特別感とオリジナリティの高い結婚指輪となるでしょう。

結婚指輪の内側には複数の宝石を入れることもでき、自分とパートナーの誕生石を入れることで大切な人の存在を近くに感じることができます。

ビジネスシーンでも身につけやすい

結婚指輪の内側に石を入れることで、ビジネスシーンなどでも身につけやすくなるのもメリットです。

外側に宝石を入れると目立ちますし、ビジネスシーンにはふさわしくないかもしれません。石が内側に入っていれば、外から見たときに宝石があるとはわからないので、目立ちすぎず落ち着いた印象の結婚指輪になります。表面に宝石をあしらうような派手なデザインの指輪をつけにくい職場や、冠婚葬祭などのシーンでも身につけやすくなるでしょう。

好みの宝石がある場合や、シンプルなデザインの結婚指輪にさりげないアクセントを入れたい場合などには、内側に石を入れるのがおすすめです。

結婚指輪の内側に石を入れるデメリット

一方、結婚指輪の内側に石を入れることには様々なメリットがありますが、いくつかデメリットもあります。

石が汚れてしまう可能性がある

結婚指輪の内側に石を入れると、宝石が汚れてしまう可能性があります。

内側にある石は常に指に触れることになるので、皮脂や汗、水分などの汚れがつきやすくなります。宝石そのものが汚れるだけでなく、石を留めている凹凸部分に汚れが溜まってしまうこともあります。

指輪の内側に石を入れたいものの汚れが気になるという人は、硬度が高く洗浄が可能な石を選ぶのがおすすめです。

また、結婚指輪を購入するお店によっては、アフターサービスとして洗浄や新品仕上げを行ってくれます。長くきれいに使いたいという人は、そういったお店で買うのもよいでしょう。

できあがるまでに時間がかかる

結婚指輪の内側に石を入れる場合は、シンプルなデザインの指輪よりもできあがるまでに時間がかかります。

内側に宝石を入れるには、専門の指輪職人によって仕上げてもらう必要があるので納期が長くなってしまうのです。

通常、結婚指輪をショップで購入する場合の納期は1ヶ月〜2ヶ月ほどですが、内側に宝石を入れると3ヶ月ほどかかることがあります。結婚指輪の内側に石を入れたい場合は、余裕を持って注文したり納期が短いお店で購入したりするのがよいでしょう。

結婚指輪の内側に石を入れる方法

では、内側に宝石の入った結婚指輪を手に入れるにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、2つの方法を紹介します。

手作り工房

指輪専門の手作り工房では、内側に宝石をあしらった結婚指輪を手作りできます。

内側に宝石を入れられることはもちろん、指輪のカラーや形状、刻印、仕上げ方法などを自分たちで決められるので、理想のデザインの結婚指輪が手に入ります。

また、夫婦2人で結婚指輪を作るという体験ができるので、一生の思い出を作ることもできます。

ショップなどで購入するよりもリーズナブルで、石留めする場合の納期も1ヶ月ほどなので、価格を抑えたい人や早く結婚指輪が欲しい人などにピッタリです。

ジュエリーショップ

内側に石が入った結婚指輪は、ジュエリーショップでも購入することができます。

ジュエリーショップでは、既製品に石を入れてもらったり、オーダーメイドで石の入った指輪をイチから作ってもらったりといったことが可能です。すでに完成している指輪や、ショップのスタッフにデザイン・製造してもらったものを購入できるので、比較的手間をかけずに結婚指輪を手に入れることができます。

ただ、手作りする場合と比べて費用が高くなる傾向にあります。納期についても3ヶ月ほどかかることがあるので、早めに結婚指輪が欲しい人などには向かないかもしれません。

icci代官山では内側に宝石が入った結婚指輪を手作りできる

icci代官山は、結婚指輪を手作りできる専門工房です。

内側に宝石をあしらった結婚指輪を手作りすることができ、宝石は29種類の誕生石と10種類のカラーダイヤモンドから選べます。ピンクやレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ブラックなど希少性の高いカラーダイヤが揃っているので、好みのものが見つかるでしょう。

また、ダイヤモンドと宝石についてはGIA（米国宝石学会）やCGL（中央宝石研究所）の鑑定書付きのものを用意しています。

石留めの方法は、シンプルなデザインの「伏せ留め」や指あたりの滑らかな「4点留め」、複数の石を入れる「彫り留め」などに対応しています。

アフターサービスとして、職人によるクリーニングや新品仕上げにも永久無料で対応しているので、内側の石が汚れるのが心配という人でも安心です。

まとめ

結婚指輪の内側には、様々な特徴や意味を持った誕生石・カラーダイヤモンドを入れることができます。

特別感のある結婚指輪が欲しい人やビジネスシーンなどで身につけたい人は、内側に宝石を入れるのがおすすめです。

icci代官山では、12種類の誕生石と10種類のカラーダイヤモンドを用意しており、2人だけのオリジナルデザインの結婚指輪を手作りできます。

内側に宝石の入った結婚指輪が欲しい人や指輪の手作りに興味のある人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

icci代官山の手作り結婚指輪のサービスページはこちら