結婚指輪を一緒に買いに行くカップルは多いです。しかし、全てのカップルが楽しく結婚指輪選びを終えられるとは限りません。なかには一緒に買いに行ったがために気まずい雰囲気になったり、帰宅後に揉めたりするカップルもいます。

この記事では、結婚指輪を一緒に買いに行く時の注意点と最後まで楽しく一緒に選ぶコツを解説します。

新郎新婦の初めての共同作業とも言える、結婚指輪選びをぜひ成功させましょう。

結婚指輪を一緒に買いに行くカップルはほぼ10割

婚約指輪の場合はサプライズとして男性が単独で用意することもありますが、結婚指輪においてはほぼ全てのカップルが一緒に買いに行く実情です。近年は婚約指輪においても同様の傾向があり、全体の半数程度が一緒に選んでいます。人によってはプロポーズの際、より安価な「プロポーズリング」で済ませ、本格的な婚約指輪はプロポーズ後に一緒に選ぶ場合もあります。

一緒に買いに行った場合、主導権を握るのは専ら花嫁です。全体の半数以上のカップルが彼女主体で結婚指輪を決める実態があり、男性主体の割合は1割未満となります。結婚式と同様主役は花嫁になるのが一般的で、男性の意見は「取り入れてもらう」程度になる場合が多いようです。

ちなみに、結婚指輪を決めるまでに検討するショップの平均は2〜3店舗です。以前から製作を依頼したり、購入を検討していたりしたショップがあれば別ですが、ほとんどのカップルは複数の店舗を比較し、より良い結婚指輪を購入しようと思っています。

（引用：マイナビウエディング「結婚指輪、買う時にどうやって決めた？」）

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結婚指輪を一緒に買いに行くタイミングは？

結婚指輪の購入には意外と時間がかかります。結婚指輪を一緒に買いに行くタイミングに注意しましょう。結婚式の予定がある場合と無い場合で適切なタイミングは大きく異なります。

結婚式「あり」の場合

結婚式を控えているカップルの場合は、指輪交換までに購入していることが絶対条件になります。どうしても間に合わない場合は手持ちの指輪で済ませたり、会場のスタッフに言って貸し出してもらったりすることもできますが、できれば式の半年前くらいには購入しましょう。半年前に購入するとなると、リサーチは逆算して式の8ヶ月くらい前から。何事も段取りが大切ですので、余裕を持って行動しましょう。

結婚指輪は既製品でも受け取りまでに通常2週間〜1ヶ月程度の納期が必要です。また、式の直前はどうしても準備で慌ただしく、じっくり検討する時間は取れません。直前になったとしても「ショーケースの指輪を購入すれば良い」といった発想は危険ですので注意しましょう。

（引用：結婚スタイルマガジン「結婚指輪はいつ買うの？購入のタイミングや流れを紹介！」）

結婚式「なし」の場合

結婚式の予定がないカップルの場合は、結論からお伝えすると結婚指輪の購入およびリサーチのタイミングは任意です。いつまでに準備すべきかといった指針はありません。しかし、「入籍日から着け始めたい」「結納の時に着けたい」など、個別の希望があるでしょう。前述した通り、結婚指輪の購入にはある程度の納期がかかりますので、間に合わせるためには配慮が必要です。

ちなみに、基本的にいつでも良いからとはいえ、タイミングを逃すと購入に至らない場合もあります。そんな時は、いわゆる「スイート10」（結婚10年目）などのタイミングで購入すると良いでしょう。

10年も連れ添った後の指輪の購入は新婚時代と趣が異なります。「入籍時は費用面で結婚指輪を断念したけど、10年経ってようやくプレゼントできた」といった場合もあるようです。

結婚指輪を一緒に買いに行くメリット3つ

結婚指輪を一緒に買いに行くカップルはほぼ全員です。一緒に買いに行くメリットをまとめました。

2人の意見を反映できる

一度購入したら一生身に付けることになる結婚指輪。一緒に買いに行く最大のメリットはなんといっても「2人で決められる」ことです。結婚指輪選びは新婦主体になるとはいえ、新郎の意見も必要です。どちらか片方の意見のみを反映しても、もう片方が不満を感じては意味がありません。

例えばどんなにデザインが素敵であっても、職場にはふさわしくない場合などもあります。そんな時、意見を交換できる相手がいることは貴重です。新郎新婦のライフスタイルに合った指輪を選ぶことが何よりも大切なので、お互いの視点から結婚指輪を吟味しましょう。

ショップ巡りを楽しめる

前述した通り、結婚指輪の購入時は平均2〜3店舗のショップを巡ります。1日で終えられる場合もありますが、予約が取れなかったり、位置的に1日では難しい場合があったりするため、複数日にまたがってショップに出向くことになります。

ショップ巡りは1つのデートコースです。場所次第では、終わってから話題のスポットに寄ることもできるでしょう。「ちょっと疲れたね」「見れば見るほど迷うね」など、感想を言いあうのも楽しいもの。自分たちにとってベストな結婚指輪を探す旅を仲良く巡りましょう。

価値観を合わせられる

結婚指輪の購入というイベントを通して、パートナーの思わぬ一面を知ることになるかもしれません。「意外と堅実なんだな」「意外と派手なデザインが好みなんだな」など知ることは新鮮で楽しいです。予想外の一面を知った時、不測の事態に陥った時、相手に歩み寄れるかどうかは結婚生活において非常に大切です。

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結婚指輪を一緒に買いに行く時の注意点6つ

結婚指輪を一緒に買いに行く時、ケンカにならないコツをまとめました。仲良く結婚指輪選びを終えてください。

自分の意見を押し付けない

結婚指輪選びの主役は一般的に花嫁です。しかし、自分の意見を相手に押し付けると摩擦が生じます。例えば、「ピンクゴールドが絶対に可愛い」と思っても男性は着用をためらうかもしれません。それよりか「職場でも着けやすいプラチナが良い」といった希望もあるはずです。

自分の意見を押し通して購入しても、実生活でパートナーが着けなければ悲しくなります。前述した通り、結婚指輪選びは結婚生活と同じく擦り合わせが大切です。相手の意見に耳を傾ける良い機会と捉えましょう。

1日で決めようとしない

どうしても別日に時間を取れない場合以外、結婚指輪選びを1日で完結させようと思うのは避けた方が賢明です。楽しみが一気になくなってしまいますし、複数の店舗を1日で回るのは実際大変です。店舗によっては同日に予約を取れない場合もあります。

ショップでさまざまな指輪を見て知識を得て、自宅に持ち帰りじっくり検討することがおすすめです。

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指輪選びに疲れたら息抜きする

指輪選びは詰め込みすぎると疲弊します。適度にお茶やランチタイムを挟んで気分転換しましょう。疲れていると意見も対立しやすくなります。お互いに気分良くイベントを終えられるようにしましょう。

ショップに予約を入れておく

結婚指輪を選ぶ際は事前に予約しましょう。平日であれば余裕があるかもしれませんが、土日などで店頭が混みあっていると、スタッフにゆっくり話を聞きたくても、対応してもらえない可能性があります。

納期に余裕を持って購入する

既製品の結婚指輪を購入する場合でも、刻印やサイズ直しなどで受け取りまでには通常2週間〜1ヶ月程度かかります。結婚式の直前などに慌てて購入するのは止めましょう。

なお、1から指輪を製作するフルオーダー方式、デザインや素材など一部をカスタマイズするセミオーダー方式の発注方法の場合は、さらに納期を見ておく必要があります。

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婚約指輪を持参する

意外と大切なのが、ショップに婚約指輪を持参することです。結婚指輪との重ね付けを楽しむためです。結婚指輪と婚約指輪を重ね付けしている人は全体の約6割以上。結婚指輪との相性は大切です。

（引用：結婚スタイルマガジン「婚約指輪と結婚指輪を重ねづけしている人は何%？どんなときに重ねづけするの？」）

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